せっかくRaspberryPiを購入しましたので、今回はLED表示板を使ってみたいと思います。
今回購入したのは、16X64 ドットマトリクスLED 赤緑で、ソリノベ研究所様から購入しました。
商品と一緒に手順書まで同封されており、初心者でも簡単にLEDに文字を表示できます。
(手順書も著作権があると思いますのでここには記載できませんが。。。)
今回の作業工程とポイントを紹介したいと思います。
LED表示板を取り付ける
届いた商品を説明書通りに取り付けていきます。
まだRaspberryPiとLED表示板はコンセントに接続してはいけません。
線とピンの配置を確認しながらソケットを接続していきます。
ここで、少し工作する必要があります。
セットになっていたU字の部分がソケット側(写真左側)に収まりきらなかったので、黒いテープ(?)が巻いてある根本あたりから線を切ります。(U字の金具は捨てました。)
そして銅線をむき出しにしてソケット(写真左側)に突っ込んでネジ止め。
+と-は気を付けましょう!!
ショートや漏電にも注意!!
できる限り大人にやってもらいましょう。
これで配線は完了です。
必要なプログラムをインストール
同封されていた手順書通りにプログラムを淡々とインストールしていきます。
ここでのポイントとしては、SPI無効化とSSH有効化です。
SPI無効化は、今回のLED表示板を使用する際に、SPI通信用としてよく使うGPIO端子も使用するからとのこと。
SSH有効化は、言わずもがな、私はWindowsで作業していますので、WindowsとRaspberryPiを通信させる必要があるからです。
また、サンプルプログラムとドライバーは下記から取得。
他にも日本語フォントやらなにやらインストール。
(上記はすべて手順書に書いてありますので安心。)
LED表示板に文字等を表示させる
サンプルプログラムを使用して、図形表示させたいと思います。
コマンドは、sudo ./demo -D0
うー、、ん?表示できたけど何かおかしい。。。
実は、RaspberryPi4は性能が良すぎるらしいので、通信速度を調節してあげなくてはいけないらしいです。
なので、オプションをつけて再度実行。
コマンドは、sudo ./demo -D0 –led-slowdown-gpio=4
今度はきれいに表示できました。
文字も表示してみます。
配線(GPIO)の競合に気を付ける
今回のLED表示板を使用するにあたり、実は最初はなんどやってもRaspberryPiがリブートしてしまいました。
数秒表示できたと思ったらリブート。。。
原因を探るべくGoogle先生を頼りますが、どこにも原因が書いていない。。。
(挙句の果てには電力不足か?などど考える始末。)
しかし、ソリノべ研究所様に助けを求めた結果、原因は、今回購入したLED表示板と最初に取り付けたArgon ONE Raspberry Pi 4 Caseの信号競合でした。
今回のLED表示板とArgon ONE Raspberry Pi 4 Caseの電源ボタンが見事に線がかぶっていて、LED表示板を使用すると、RaspberryPiはリブート信号がきたと思いリブートするのでした。
対策としては、LED表示板側の設定と配線を修正することで解決しました。
その際に、私は力ずくで線を抜いてしまい大変なことになったので、下記写真のように爪を浮かせて、線を抜きましょう。